よくあるご質問 - 補聴器をお使いの方へ

慣れないうちは頭痛や耳鳴りが起こることはありますか?

店舗で調整、フィッティングをしっかり行えば、頭痛や耳鳴りなどが起こることはほとんどありませんが、
慣れないうちは、補聴器の音を必要以上に大きくすると、疲れることがあります。
補聴器の装用が初めての人は、静かな室内で1日数時間程度の装用からスタートして、徐々に補聴器に慣れるようにしましょう。

補聴器は1日中つけなくてはいけませんか?

補聴器の装用時間には個人差があります。会議のときだけ装用するという人もいれば、朝、起きてから寝るまで、肌身離さず装用する人もいます。
一日中とはいいませんが、ふとした時に聞き漏らしがないよう、無理のない範囲でできるだけ長く利用することをおすすめします。

また、最近は、装用していることを忘れてしまうくらい小さくて軽量なモデルや、閉塞感や自分の声の違和感を軽減してくれるタイプといった、長時間の装用でも疲れにくい製品などがあります。

日常のお手入れとは別に、定期点検はどの位の頻度で受ければいいのでしょうか?

補聴器は汗、湿気、ホコリ等の原因により、故障につながることが多くありますので、定期的に点検メンテナンスを受けることをおすすめします。
補聴器の定期点検メンテナンスは、使用頻度や使用環境によって違いますが、3ヶ月に1度程度と考えればいいでしょう。
専門家の手で点検やクリーニング、メンテナンスを受けることで、補聴器の長持ちにつながります。

購入後に聴力が変化した場合でも、使い続けることはできますか?

基本的には使い続けることは可能です。
補聴器は、聞こえの状態に合わせてきめ細かく調整することができるので、多少の聴力の変化であれば、再調整することができます。
ただし、補聴器の適応範囲を超えるような大きな聴力変動には対応できない場合もあります。

補聴器の修理は購入した後何年ぐらいまでできるでしょうか?

補聴器の補修部品は、その補聴器が製造中止、もしくは、販売終了になってから5~7年間は保有しているのが一般的です。
メーカーによって異なる場合もあるので、店舗へご相談ください。

店舗で聞いたときと、家で聞いたときで聞こえ方が変わったような気がしますが気のせいでしょうか?

店舗の中は静かなことが多いため、様々な生活音がするご自宅などでは聞こえ方が変わることがあります。
初めて補聴器を装用される方は、少しずつ音を調整していく必要がありますので、少しでも気になることがあれば、ブルームのスタッフにご相談ください。

通信販売で購入した補聴器が、よく聞こえないのですが…

補聴器を使う上で最も大切なのは、使う人の耳の状態に合った製品を選択することです。
通信販売で購入できる補聴器もありますが、通信販売の補聴器は、使う人に合わせて調整するということを前提に作られていないので、音が聞き取りづらいだけでなく、耳の形や聴力に合っていないことがあります。

まず耳鼻科の専門医できちんと聴力を測定し、現在の聴力と聞こえの状態を把握、理解することが重要です。
自分に合っていない補聴器を無理に使い続けると、耳を傷めてしまうことにもなりかねません。まずはブルームへご相談ください。

補聴器をつけて、携帯電話や電話を使うことはできますか?

補聴器をつけて携帯電話や電話を使うことはできますが、受話器を耳にぴったりとつけると、ハウリングと呼ばれる「ピーピー音」が鳴ることがあります。
ピーピー音がした時は、耳かけ型の補聴器の場合、受話器を耳の上にずらし、補聴器のマイクと受話器の中心が同じ高さになるようにしてください。
耳あな型の補聴器の場合は、受話器で補聴器を覆い被さないよう注意し、受話器を持つ手の甲を自分の身体の前方に少しひねり、受話器と補聴器の間に少し隙間ができるようにして耳に当ててください。

色々な持ち方を試しながら、話しやすく、ハウリングがしにくい持ち方を見つけるようにしましょう。
また、最近では、携帯電話やスマートフォンの音声を直接補聴器からクリアに聞くことのできるリモコンもあります。

補聴器をつけているときに、ピーッと音が鳴ります。どうしたらよいですか?

ハウリングが起きた時は、まず、補聴器や耳せんがしっかり耳あなに入っているかどうかを確認しましょう。
食事の時に顎を大きく動かすと、補聴器と耳あなの間に隙間ができ、ハウリングが発生する場合があります。

また、補聴器から出る音が大きくなっているとハウリングは起きやすくなるので、ボリューム付の器種は、ボリュームを下げるとハウリングがおさまることもあります。
その他、耳あなの形が変化して、補聴器が耳に合っていないことなども原因として考えられるので、ブルームのスタッフへお気軽にご相談ください。