FAQ
現在日本では、聴力が低下している人は、約1,360万人といわれ、高齢化とともにその数は増加すると推察されています。
日本の人口のおよそ11%、75才以上の方の3人に1人が難聴の問題を抱えているということになります。
難聴はわたしたちにとって見過ごすことのできない大きな問題だということができます。
Source: Anovum –JapanTrak2025
聴力の低下は、年齢や生活環境などさまざまな要因によって起こります。
特に多いのは加齢や、長時間にわたって大きな音にさらされていたことです。これらが難聴の原因の90%以上を占めるといわれています。
また、耳垢が過剰にたまっていたり、耳に異物が入っていたりすることで、一時的にきこえが悪くなることもあります。
この場合には、耳鼻科で耳垢などを取り除くことによって、聴力が元に戻ることがあります。
テレビの音が聞きづらくなるのは、聴力が少しずつ低下しているサインかもしれません。
特に、ニュース番組のように声がはっきりしているものは聞きやすくても、バラエティ番組のように人がたくさん話していたり、周囲の音が多い場面では聞き取りにくくなることがあります。まずは一度、 耳鼻咽喉科の先生にご相談ください。
にぎやかな場所で聞き取りにくく感じるのは、「音の方向感」がうまくつかめていないことが原因かもしれません。
私たちは普段、両耳で音の方向や距離を判断し、声を聞き分けています。しかし、片耳が聞こえづらい状態だと、どこから誰が話しているのかがわかりにくくなり、人の多い場所では特に聞き取りが難しくなります。
まずは一度、 耳鼻咽喉科の先生にご相談ください。
年齢とともに、高い音が聞き取りにくくなることがあります。
高い音には、「サ行」「カ行」「タ行」などの子音が多く含まれており、これが聞き取りにくくなると聞き間違いが増えてしまいます。
その結果、「声は聞こえるのに、何を言っているのかわからない」という状態になります。
聴力の低下は、単に音量の問題だけではなく、言葉の意味の理解にも影響する場合もあるのです。
加齢による聴力の低下は誰にでも起こる可能性があり、こうすれば難聴にならないという方法はありませんが、日頃から耳を労わりケアすることは大切です。
聞こえにくさ(難聴)は、様々な健康問題と関連していることが多くの研究で示されています。
例えば、長期間にわたって音声や言葉などの聴覚刺激がほとんどない状態が続くと、脳への刺激が減少し、認知機能が低下する可能性があり、認知症のリスクが高まることが示唆されています。
また、複数の研究では、聞こえにくい人はそうでない人に比べて、うつ病や抑うつ症状を経験するリスクが1.3〜1.5倍ほど高いというデータがあります(難聴の程度や測定方法によって異なります)。
聞こえにくさをそのまま放置することは、大きな問題につながる可能性があります。
(参考:新オレンジプラン/厚生労働省)
FAQ
聴力の低下は自分ではなかなか気づくことができないので、家族や周囲の方が日常生活の中で注意してあげることが大切です。
詳しくはこちらでチェックしてみましょう。
聴力の低下は、単に小さな音が聞こえにくくなるだけではありません。特に大きな問題は、「言葉が聞き取りにくくなる」ことです。
言葉が聞き取りにくくなると会話の内容がわからなくなってきます。すると人と話すのが億劫になったり、外出を控えるようになったりして、だんだんと社会的なつながりが薄れてしまうこともあります。こうした状態が続くと家にこもりがちになり、疎外感や孤独感を感じるようになる可能性も。
また、耳からの情報が脳に伝わりにくくなると、脳への刺激が減り認知症やうつ状態などのリスクが高まるという報告もあります。
難聴は「きこえの問題」だけでなく、人とのつながりや心の健康にも関わります。本人だけの問題ではなく、社会全体にまで影響するものだからこそ、早めの対策や相談が重要なのです。
補聴器に対して「自分にはまだ早い」「年寄りのもの」といったイメージを持っている方は多く、本人が聴力の低下を自覚していない場合は、拒否反応が出やすいものです。
まずは、加齢による聴力の変化は誰にでも起こり得ることであり、聞こえにくさは本人だけでなく家族のコミュニケーションにも影響することを、穏やかに伝えることが大切です。
なによりも効果があるのは、心配してくれる家族の言葉です。決して無理にすすめるのではなく、家族みんなで話す機会を設けたり、一緒にきこえのチェックに付き添ったりすることが、前向きな一歩につながります。
補聴器をつけたからといって、きこえが完全に元通りになる訳ではありません。
特に言葉を聞き取る能力が低下してしまっている場合は、補聴器をつけていても健聴者と同じように言葉が聞き取れる訳ではありませんので、周囲の人は話をする際に注意が必要です。
話しかける側が少し意識するだけで、聞き取る側はかなり楽になるものです。
【聴力が低下した人や補聴器をつけた人が聞き取りやすい話し方】
FAQ
補聴器は、失われた聴力を元の状態に戻すものではありませんが、今ある聴力を最大限活かしてきこえを補うための機器です。
特に、自分のきこえに合った補聴器を使うことで、会話の聞き取りが楽になり、生活の不安が軽減されることがあります。
以前とまったく同じように聞こえるわけではありませんが、前向きな生活をサポートする選択肢の一つとして、補聴器を使用されている方も多くいらっしゃいます。
きこえに不安を感じている方はぜひ一度無料相談を受けてみてください。
補聴器は、きこえの不自由な方をサポートするための医療機器です。ご自身のきこえに合わせて調整された補聴器を正しく使用していれば、補聴器が原因で聴力が低下する可能性は低いでしょう。
しかし、補聴器の設定が耳に合わず、音が大きすぎるような状態で長時間使い続けると、耳に負担がかかることがあります。ご自身のきこえに合った設定になっているか、定期的に調整を受けることが大切です。
補聴器は購入してすぐに完璧に使いこなせるものではなく、少しずつ慣れていくことが大切です。使い始めのうちは、音が不自然に聞こえたり、雑音が気になったりすることもあります。人によって感じ方はさまざまです。
快適に使えるようになるためには、1日数時間ずつ装用時間をのばしていくなど、生活に少しずつ取り入れていくことが効果的です。
また、まわりの方がゆっくり話しかける、はっきりとした声で話すなど、ご家族や周囲の協力も補聴器に慣れるための大きな助けになります。
例えば目の場合、片目だけでは距離感がつかみにくく、片方の目だけに負担がかかるので、とても疲れやすくなります。
耳にも同じことが言え、本来、私たちは両耳を使って音の方向や距離、会話の中身を自然に聞き分けています。そのため、両耳に難聴がある場合は、左右どちらか一方だけで補うよりも、両耳に補聴器を装用することできこえのバランスが取りやすくなり、会話が理解しやすくなることがあります。
きこえには個人差があるため、ご自身に合った装用方法を専門スタッフと一緒に確認することが大切です。
最近の補聴器はひと昔前のものと比べて格段に進歩しています。
小さくて目立たなくなり、近付いてもわからないほどです。
耳の中にすっぽりと収まる製品や、イヤホン型補聴器のようにまるでイヤホンのような見た目の補聴器もありますので、まずは店頭でご体験ください。
きこえのお悩みは人それぞれですが、一つの目安としては「最近、聞き返すことが増えた」「テレビの音が大きくなった」などの不自由さを感じたときが、補聴器を考え始めるサインのひとつです。
補聴器は、できるだけ早い段階から使い始めたほうが、音に慣れやすく、生活にもスムーズに取り入れやすいといわれています。
また、聞こえにくい状態を長く放っておくと、脳が「言葉の聞き分け」に使う力が衰えてくることがあるとも言われています。少しでも不安を感じたら、早めに耳鼻咽喉科の先生にご相談をおすすめします。
適切に調整された補聴器からは、きこえを悪化させるような大きすぎる音が出ることはありません。
補聴器は厚生労働省の認可を受けた管理医療機器であり、正しい調整を行うことで、安全に使用いただけるように設計されています。
ただし、調整が合っていない状態で使い続けると、聞き取りづらさや疲れを感じることがあるため、きこえの状態に合わせて定期的に調整することが大切です。
ご不安がある方は、まずは経験豊富なブルームの専門スタッフにお気軽にご相談ください。
補聴器のつけ始め時には、今まで聞こえていなかった生活音が急に聞こえるようになるため雑音のように感じることがあります。
たとえば紙のこすれる音や足音、食器の音など、周囲の音に敏感に反応してしまうことがあります。
しかし最近の補聴器は、会話と雑音を自動的に区別し、聞き取りやすくする機能が備わっている機種も多く、音の調整も細かく行えるようになっています。
はじめは違和感を覚えるかもしれませんが、少しずつ補聴器の音に慣れていくことで、日常の聞こえが快適になっていく方も多くいらっしゃいます。
FAQ
適切に調整された補聴器であれば、頭痛や耳鳴りといった症状が起こることはほとんどありません。ただし補聴器の音が自分に合っていなかったり、慣れないうちに長時間使いすぎたりすると、耳が疲れてしまい、不快に感じることがあるかもしれません。
補聴器を初めて使う方は、まずは静かな室内で、1日数時間ずつ装用することから始めると安心です。音に慣れてきたら、少しずつ装用時間や使用する場面を増やしていきましょう。
違和感や疲れを感じた場合は、無理をせず、専門スタッフに相談して調整を行うことが大切です。
「必要な時だけ補聴器を使う」のはもちろん可能ですが、より長い時間補聴器を使うことをぜひおすすめしたいと思います。 一日中とはいいませんが、ふとした時に聞き漏らしがないよう、補聴器の音に慣れていただくため、無理のない範囲でできるだけ長く利用することをおすすめします。
また、最近は、装用していることを忘れてしまうくらい小さくて軽量なモデルや、閉塞感や自分の声の違和感を軽減してくれるタイプといった、長時間の装用でも疲れにくい製品などがあります。お客様の生活環境やニーズに合わせた機種選定をブルームでサポートいたします。
基本的には使い続けることは可能です。
補聴器は、きこえの状態に合わせてきめ細かく再調整することができるため、多少の聴力の変化であれば対応可能です。
ただし、補聴器の適応範囲を超えるような大きな聴力変動には対応できない場合もございます。状況に応じて最適な調整等のご提案をいたしますので、聞こえ方に変化を感じたらまずはお気軽にご相談ください。
補聴器の補修部品は、その補聴器が製造中止、もしくは、販売終了になってから5~7年間は保有しているのが一般的です。
メーカーによって異なる場合もあるので、ブルームにてご相談ください。
ご自宅と店舗では音環境が異なるため、聞こえ方に違いを感じることはよくあります。店内は静かな環境が多く、反響や生活音も少ないため、ご自宅のような生活音が多い空間とは聞こえ方が違って感じられることがあります。
また、補聴器を使い始めたばかりの頃は、さまざまな音に少しずつ慣れていく過程でもあるため、「前と違う」と感じることがあるのは自然なことです。
不安に感じる場合は、音の調整や設定の見直しで改善できることもありますので、お気軽にブルームスタッフにご相談ください。
補聴器を使う上で最も大切なのは、使う人のきこえや耳の形に合った製品を選び、正しく調整することです。
通信販売で購入できる補聴器の中には、使う人に合わせた調整を前提に作られていない製品もあり、音がうまく聞き取れなかったり、装用感に違和感があったりすることがあります。
まずは耳鼻科の専門医で聴力を正確に測定し、その結果に基づいた適切な補聴器を選ぶこと、専門スタッフの調整を受けることが大切です。
合わない補聴器を無理に使い続けると、耳を傷めてしまうことにもなりかねません。一度ブルームへご相談いただくことをおすすめします。
FAQ
補聴器はすべての難聴に有効とは限りません。
有効性は難聴の種類や程度、また本人の生活環境やニーズによって変わります。
聞きたい音が離れているときや、周囲の騒音が気になる場面では、補聴器だけでは聞き取りが難しいことがあります。そんなときには、補聴器と連携できる専用の周辺機器(アクセサリー)を活用することで、音声を補聴器に直接届けることができ、より快適に聞き取れるようになります。
たとえば、会話用マイクやテレビ接続機器など、シーンに合わせた便利なアイテムがありますので、ぜひ下記ページも参考にしてみてください。
補聴器は薬機法により「管理医療機器」として定められており、効果や安全性に関する厳しい基準をクリアしています。使用する方の聴力や聞こえ方に合わせて専門的な調整を行うことができ、個別にきこえをサポートします。
一方で、集音器は医療機器ではなく、きこえをサポートする家電製品のような位置づけです。そのため、効果や安全性についての公的な基準や認証はなく、使う人の聴力に合わせた細かな調整はできません。