執筆:ブルーム マーケティング部 M
「補聴器って、いくらくらいするの?」
ブルームで働く前、補聴器についてほとんど知らなかった私。値段を聞かれたら、「1万円くらい? 5万円くらい?」と答えていたかもしれません。
ところが、実際に知ってびっくり。 1台(片耳分)10万円前後から、50万円を超えるものまであります。
え、そんなに幅があるの?しかも、この値段って片耳? 両耳?みんな実際には、いくらくらいの補聴器を買っているの?
調べてみると、気になることが次々と出てきました。
そこで今回は、私自身が最初に疑問に思った「補聴器って、結局いくらするの?」というテーマについて、調べたことをまとめてみました。
補聴器っていくら?
まずは、一番気になる値段から。
ブルームで取り扱っている補聴器は、1台(片耳分)10万円前後から50万円を超えるものまで。……幅、広いですよね。
「10万円と50万円って、何がそんなに違うの?」と私も思いました。
実は、補聴器は搭載されている機能や性能によって、値段が大きく変わります。
そして、もうひとつ私が知らなかったのが、補聴器は買ったら終わりではないということ。
購入後も、実際の生活で使いながら音に慣れたり、きこえの状態に合わせて調整したり、定期的なメンテナンスを受けたりしながら使っていくものなんです。
だから、値段を比べるときは、本体価格だけでなく、購入後のサポートもセットで確認しておきたいところです。
実際の購入価格
10万円前後から50万円超.....
これだけ幅があると、次に気になるのが、「で、みんなはいくらくらいの補聴器を買っているの?」 ですね。
一般社団法人日本補聴器工業会「JapanTrak 2025」によると、補聴器販売店で販売員から購入した補聴器では、1台(片耳分)10万円以上30万円未満の価格帯が全体の約59%を占めています。
つまり、1台10万円以上30万円未満で購入している方が多いということです。両耳に装用する場合は2台になるので、単純に計算すると両耳で20万円以上60万円未満になります。
「じゃあ、私もそのくらいの値段で選べばいいのね」 ……と思いたくなるところですが、そう単純でもないのです。
必要な機能は、きこえの状態だけでなく、普段どんな生活をしているかによっても変わります。
たとえば、家で過ごすことが多い人と、外出が多い人。家族との会話が中心の人と、仕事で会議に参加することが多い人。
同じ「補聴器を使う人」であっても、必要な機能はみんなが同じではありません。
なので、「みんなが買っている価格帯だから、私も!」とは、決められないということですね。
※出典:Anovum – JapanTrak 2025
価格差の理由
ここで、次の疑問が出てきます。 「で、10万円と50万円の補聴器、いったい何が違うの?」
見た目だけでは、よくわかりませんよね?
補聴器の価格には
など、搭載されているさまざまな機能や技術が関係しています。
さらに、同じメーカーの補聴器でも、シリーズやグレードによって搭載されている機能が違い、価格も変わります。
ここまで聞いても、「……で、10万円と50万円では、実際に何が違うの?」 と思いますよね。
私もそこが一番知りたいところですが、ここを話し始めると長くなるので、高い補聴器と安い補聴器の違いや、価格差が生まれる理由については別の記事でじっくりご紹介しています。
→ 高い補聴器と安い補聴器は何が違うの?価格差の理由 を読む
片耳・両耳の価格
補聴器の値段を調べていて、私がもうひとつ「ん?」と思ったのがここです。
1台10万円。
1台って……片耳?
それとも両耳セット?
「10万円前後から50万円を超える」という価格は、1台=片耳分の価格です。
両耳に補聴器を装用する場合は2台必要になるため、購入費用も変わってきます。
補聴器に詳しい人には当たり前なのかもしれませんが、初めて値段を調べる人には、ここ、意外とわかりにくいと思います。
ただし、「じゃあ、安くするために片耳だけにしよう」という決め方はおすすめできません。
片耳だけに補聴器を装用するのか、両耳に装用するのかは、値段だけで決めるものではありません。
きこえの状態などによっても異なるため、耳鼻咽喉科医や補聴器の専門家に相談しながら検討しましょう。
補助金・助成制度
ここまで値段の話をしてきましたが、「補聴器って、結構いい値段するんだな……」と思った方もいるかもしれません。
となると、次に私なら考えるのはこれです。 「補助金とかないの?」
あります!ただ、だれでも利用できるわけではありません。
一定の条件を満たす必要はありますが、障害者総合支援法による補装具費支給制度を利用できる場合があります。
また、自治体によっては、独自に補聴器の購入費用を助成する制度を設けているところもあります。
対象となる方や助成金額、申請方法などは自治体によって異なりますので、お住まいの地域の制度を調べてみてください。
ワンポイントアドバイス
補助制度の利用を考えている方は、購入前に確認を!
制度によっては、補聴器を購入する前に申請や医師の診察が必要な場合があります。
せっかく対象となる制度があっても、購入後では申請できないことも。補聴器を購入する前に、お住まいの自治体に確認しておくことをおすすめします。
補聴器の選び方
「で、結局、私はいくらの補聴器を買えばいいの?」
知りたいのは、そこですよね。
実際に購入されている補聴器は、片耳10万円以上30万円未満が約59%。両耳なら単純計算で20万円以上60万円未満が、価格を考えるうえでひとつの参考になります。
ただ、この金額が誰にでも当てはまるわけではありません。
家族との会話を聞き取りたい人、友人との外食を楽しみたい人、仕事の会議で聞き逃しを減らしたい人。それぞれ必要な機能が違うからです。
そして、補聴器は買ったら終わりではありません。
メガネは度数を合わせれば購入直後から使えますが、補聴器は使い始めてから音に少しずつ慣れたり、調整を重ねたりすることが大切です。
定期的な点検やメンテナンスも必要になります。
だから、まずは20万~60万円未満という購入価格帯を参考に、「私は、どんなときにきこえに困っているんだろう?」と考えてみましょう。
そこから必要な機能を考えて、予算と照らし合わせる。これが補聴器選びの第一歩です。
補聴器選びで、いちばん大切なこと
「私は、どんなときにきこえに困っているんだろう?」 そこから必要な機能を考えて、予算と照らし合わせましょう。
「でも、自分に必要な機能なんてわからない!」そんな方こそ、ブルームにご相談ください。
きこえのお悩みや普段の生活、ご予算を伺いながら、あなたに合った補聴器選びをお手伝いします。
補聴器は2週間無料でお試しできるので、店舗内だけでなく、ご自宅や職場など、いつもの生活の中で使い心地をじっくり確認できるんです!
「自分に合う補聴器って、いくらくらい?」まずは、そんな相談から始めてみませんか?
補聴器の価格シリーズ|もっと知りたい方へ
この記事を書いた人
ブルーム マーケティング部 M
補聴器専門店ブルームのホームページやLINE運用などを担当。入社前は補聴器についてほとんど知らなかった人。自分が疑問に思ったことや、初めて知って驚いたことを皆さんにわかりやすくお伝えします。
専門監修
ブルーム 教育部 O
認定補聴器技能者
補聴器の販売現場での経験を経て、現在は社内スタッフの教育・研修や教材制作を担当。専門的な内容も、できるだけシンプルに、わかりやすくお伝えできればと思っています。