季節ごとの補聴器のお手入れ
毎日のクリーニングや適切な保管など、補聴器のお手入れの基本をご存じの方も多いでしょう。
しかし、季節が変わると、補聴器は暑さや寒さ、湿気などによる影響を受けやすくなります。
例えば、蒸し暑い夏の湿気や突然の雨、冬の雪や結露などによって、補聴器内部の電子部品に影響が及び、故障の原因となる場合があります。
季節に応じたお手入れを続けることで、補聴器を快適な状態で使いやすくなり、日常生活でのきこえをサポートすることにつながります。¹
気候が補聴器の性能に及ぼす影響
補聴器には精密な電子部品が使われています。
そのため、高温や低温、湿気などの環境は、補聴器の性能や寿命に影響を与えることがあります²。
補聴器に影響を与える主な要因には次のようなものがあります²。
夏期の補聴器の保護
3. 水にぬれる場面では補聴器を外す
水泳やシャワー、汗を大量にかく運動をするときは補聴器を外しましょう。外した補聴器は、涼しく乾燥した場所で保管してください。
4. お手入れの回数を増やす
屋外で活動した後は柔らかい乾た布で補聴器を拭き取りましょう。マイク部分やレシーバーも忘れずに確認します。
5. 毎日乾燥ケースを活用する
湿度が高い季節は、毎晩補聴器用の乾燥ケースや乾燥機を使用すると安心です。
6. 旅行やレジャーではいつも以上に注意する
海やプール、アウトドアでは、水や汗、砂が補聴器に付着しやすくなります³。帰宅後は柔らかい布で拭き、イヤーチップや耳垢ガードも確認しておきましょう。
寒い季節も、適切なお手入れを
湿度の高い環境での対処
乾燥ケースや乾燥剤を活用し、補聴器を湿気から守りましょう。
補聴器はきちんとしたお手入れが大切
補聴器を快適に使い続けるためには、ご自宅でのお手入れに加え、専門スタッフによる定期的な点検やクリーニングも大切です。
特に夏や冬を迎える前は、補聴器の状態を確認しておくと安心です。
「音が小さく感じる」「音質が変わった」「汗をかいた後から調子が気になる」など、気になることがありましたら、お気軽にブルームへご相談ください。
専門スタッフがお客様の補聴器の状態を確認し、必要に応じて点検やクリーニングをご案内いたします。
Sources:
1 Indian Journal of Otolaryngology and Head & Neck Surgery: Hearing aids and quality of life: a psychological perspective (February 2024): https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38440637/
2 Technical University of Denmark: Developing high-performance and climatically reliable hearing aids (2021): https://orbit.dtu.dk/en/publications/developing-high-performance-and-climatically-reliable-hearing-aid/
3 Yadav, A., Gupta, K. K., Ambat, R., & Christensen, M. L. (2021). Statistical analysis of corrosion failures in hearing aid devices from tropical regions. Engineering Failure Analysis, 130, 105758.