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両耳で聞く能力(両耳聴)と音の方向感知への利点を説明するイラスト。

両耳難聴について

両方の耳に起こる難聴を「両側難聴」といいます。左右で同じくらい聞こえにくくなることもあれば、片方の耳の方が強く進むこともあります。
このページでは
両耳難聴とは?

両耳が影響を受けている場合

両耳が影響を受けている場合を「両耳難聴」といいます。

音の伝わり方に問題がある伝音性難聴、内耳や神経に原因がある感音性難聴、両方の要素が関わる混合性難聴があります。原因はさまざまで、軽度から重度まで幅があります。

両耳難聴になると、会話の理解が難しくなったり、音楽や環境音を楽しみにくくなったり、日常生活の活動にも影響することがあります。

左右が同じように進む「対称性」の場合もあれば、片方の耳の方が強く影響を受ける「非対称性」の場合もあります。 聞こえに不安を感じるときは、まず耳鼻咽喉科での診察を受けることが大切です。

補聴器を装用したカップルが静かなディナーを楽しんでいる。
原因

問題の根本に迫る

両耳に影響する「両耳難聴」は、時間の経過とともにゆっくり進行することが多く、気づきにくい場合があります。原因は一つではなく、加齢による変化、大きな音の影響、耳の損傷や閉塞、感染症、さらには一部の薬の副作用など、さまざまな要因が関係します。多くの場合は少しずつ聴力が低下していきますが、中には突然発症することもあります。
サインと症状

両耳難聴のサイン

耳の状態は人それぞれ異なるため、難聴の原因や進み方を特定するのは簡単ではありません。片耳だけか両耳か、突然起こるのか少しずつ進むのか、軽い不便にとどまるのか大きな支障になるのかも、人によってさまざまです。けれども一つ確かなのは、早めに問題を見つけることで、適切な対応やサポートにつながり、きこえの改善に役立つということです。

両耳の難聴かどうかわからない場合は、次のような兆候が見られます。

  • テレビの音量を上げすぎている
  • 特に騒がしい場所で、会話が明瞭に聞き取れない
  • 聞こえにくい
  • 両耳の聴力が低下している
耳を健康に保つために

健康的な生活習慣は、耳の健康を守ることにつながります

 両耳の難聴を完全に防ぐ方法はありませんが、リスクを減らすために日常生活でできる工夫はいくつかあります。  
熱心な友人たちが一緒に聴力の改善を祝い、分かち合います。
  • 大きな音から耳を守る

    コンサートの大音量やイヤホンでの強い音楽、また工事や建設現場などの大きな騒音に長時間さらされると、少しずつ聴力に負担をかけ、将来的に聞こえを損なう可能性があります

    リスクを減らすためには、大きな音の環境にいる時間をできるだけ短くすること、そして必要に応じて耳栓などの耳を守る道具を使うことが大切です。

  • 健康的なライフスタイルを維持する

     喫煙を控え、薬は医師の指導に従って正しく使用し、血圧や血糖値をきちんと管理すること。
    こうした日々の健康習慣は、耳の健康を守り、きこえを維持するためにとても大切です。  
  • 定期的に聴力検査を受ける

     定期的に聴力検査を受けることで、聞こえの低下を早めに発見し、対策につなげることができます。
    また、現在の聴力が良好かどうかを確認するためにも、医療機関での聴力検査を定期的に受けておくことをおすすめします。  
対処

解決するには

両耳の難聴に対する治療方法は、その原因によって異なります。場合によっては損傷を治すために手術が必要になることもありますし、耳垢の除去といった比較的簡単な処置で改善するケースもあります。
一方で、治療だけでは改善が難しい永久的な難聴には、補聴器の使用が効果的な選択肢となります。

最適な解決策を見つけるためには、まずは一度、 耳鼻咽喉科の先生にご相談ください。

男性がSignia Activeを指の間に挟み、その小ささを見せている
ご存じですか?

古代の「耳」にまつわる物語

古代の人々は、両耳の難聴を「超自然的な力の兆し」ととらえることがありました。
一部の文明では、耳が不自由な人は神々と交信できる、あるいは特別な知恵や神秘的な能力を持つと信じられていたのです。

そのため、両耳の難聴は「障害」ではなく「天から授かった才能」と考えられ、そうした人々は共同体の中で尊敬や賞賛を受けることもありました。

もちろん、これは医学的な事実ではなく、古代に伝わる信仰や神話の一例です。現代においては、難聴は適切なケアや補聴器の活用によって生活をより快適にできる「向き合うべき健康課題」として理解されています。

専門家のアドバイス

音の癒しの効果

両耳の難聴は日常生活に大きな影響を与えることがありますが、そのサポートのひとつとして「音響療法(サウンドセラピー)」が活用される場合があります。

音響療法では、ホワイトノイズや自然の音などを耳に取り入れることで、耳鳴りの症状をやわらげたり、聴覚の不快感を軽減したりする効果が期待できます。

ただし、音響療法はあくまで補助的な方法であり、専門的な医療の代わりになるものではありません。難聴や耳鳴りにお悩みの際は、まず耳鼻科医や聴覚ケアの専門家に相談されることをおすすめします。

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両耳の難聴:よくある質問

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