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聴力の低下は、家族にどんな影響を与える?

聴力の低下は、本人だけに影響する問題ではありません。 家族との会話や人間関係、そして心の健康にも、少しずつ影響を与えることがあります。 この記事では、聴力の低下が家族にどのような変化をもたらすのか、そして家族がつながりを保ちながら、無理なく支え合っていくためのヒントをお伝えします。
公開済み 2025-10-30,
更新 2026-02-12
3 読むのに要する時間
難聴
補聴器をつけてテクノロジーを見ているカップル。
聴力の低下が家族との生活に与える影響

聴力の低下が家族との生活に与える影響

聴力が低下している方と一緒に暮らしていると、 「ちゃんと伝わっているかな」と気を配る場面が増えてきます。

会話についていけなかったり、家族の集まりで話に入れなかったりすると、本人が「置いていかれたような気持ち」や、寂しさを感じてしまうこともあります。大切な人を支えたいと思う気持ちがあるからこそ、 知らないうちに家族のほうが疲れてしまうことも、決して珍しいことではありません。

こうした気持ちを無理に我慢せず、お互いの思いを認め合いながら支え合うことが、家族のつながりを大切に守ることにつながります。

聴力の低下がメンタルヘルスに与える影響

聴力の低下と心の健康

聴力の低下のある人は、聞こえにくさが続くことで、心の状態にも影響が出ることがあります。

ここでは、代表的な例をご紹介します。

不安

聞こえにくくなると、「ちゃんと話についていけるだろうか」「相手に迷惑をかけていないだろうか」 と、不安を感じやすくなることがあります。

特に、人が集まる場や会話のテンポが速い場面では、 聞き逃しや誤解が起きやすく、それがストレスにつながることもあります。

落ち着いた男性が見つめており、聴力の低下を振り返っている。

認知機能の低下との関係

聴力の低下は、認知機能の低下と関連があることが、さまざまな研究で示唆されています。 

音が十分に入らない状態では、脳は「聞き取ること」に多くのエネルギーを使うようになります。 その結果、ほかのことに集中しづらくなる可能性があると考えられています。

早い段階から聞こえへの配慮を行うことは、大切な家族が社会とのつながりを保ち、活動的な生活を続ける助けになります。

参照:難聴のサイン https://www.bloomhearing.jp/hearing-loss/symptoms/

聴力の改善を示す、抱き合うカップルのポートレート。

うつ状態

聞こえにくさによる孤立感は、気分の落ち込みにつながることもあります。

実際に、聴力の低下のある方は、うつ状態になりやすい傾向があることが知られています。

だからこそ、家族とのつながりを保ち、気持ちに寄り添ったサポートを続けることが、心の負担をやわらげ、安心して日々を過ごすための大切な支えになります。

ジムで活動的な男性、補聴器を探している

睡眠の問題

聴力の低下に伴い、耳鳴りが気になったり、周囲の音がうまく把握できなかったりすることで、不安や緊張が高まり、眠りが浅くなる場合もあります。

きこえの状態に向き合い、安心できる環境を整えることは、睡眠の質を保つことにもつながります。

スマホを見ながら一緒に座る友人たち、補聴器を装用。
聴力の低下を抱える家族の感情的側面

聴力の低下が家族関係に与える影響

聴力の低下のある家族がいると、同じ話を何度も繰り返したり、外出先で通訳のようにサポートが必要だったりと、知らず知らずのうちに負担が増えることがあります。

その積み重ねが支える側の家族も心の負担を感じやすくなります。

きこえの問題にきちんと向き合うことで、家族全体の心身の健康に良い変化が生まれることもわかっています。

  • きこえの健康を守る

  • 大切な家族とのつながりを深める

  • 認知機能の低下リスクに向き合うきっかけになる

  • 心の健康を守る

【家族のつながりを保つための6つの工夫】

  家族関係をより良く保つために、次のような工夫をとりいれてみてください。

思いやりとサポートを伝える

優しい気持ちで声をかけ、全面的に支えていることを、言葉にして伝えましょう。

寄り添う

ご本人が、きこえの変化にまだ気づいていない場合もあります。責めるのではなく、寄り添いながら一緒に考える姿勢が大切です。

安心できる環境をつくる

会話はできるだけ静かで落ち着いた場所で行いましょう。そうすることで、ご本人も安心して気持ちを表現できます。

責めない・配慮を忘れない

聴力の低下による聞き返しや聞き間違いを、本人のせいにしないことが大切です。本人も、どれほど影響があるのか気づいていないことがあります。人前で指摘したり、からかったりせず、必要なときはそっと支えましょう。

自分の気持ちも伝える

相手の話を聞いたうえで、自分の気持ちも伝えましょう。 責めるのではなく、「声が届かないとき、少し寂しく感じる」といった伝え方をすることが大切です。

会話への参加を促す

「一緒にいてほしい」「大切な存在だから」と伝え、会話や集まりへの参加を促し、一緒の時間を楽しみましょう。

ひとりで抱え込まなくて大丈夫です

聴力低下の悩みは、本人だけの問題ではありません。 一緒に暮らす家族も、どう関わればいいのか迷ったり、不安を感じたりするものです。 だからこそ、気づいたときに、家族みんなで向き合うことが大切です。

気づいたときが相談のタイミングです

ご本人も、ご家族も。「きこえ」の不安を、ここから一緒に整理してみませんか。

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