A:補聴器は、起きている時間に装用しきこえをサポートしながら脳の音の処理を助けるための機器です。そのため、睡眠中の使用は基本的に想定されていません。
つけたまま寝てしまうと、寝返りの音や周囲のわずかな物音が強調され、眠りを妨げてしまうことがあります。
また、耳に圧迫感がかかり、不快感の原因になる場合もあります。
さらに、睡眠中の汗や湿気が補聴器内部にこもったり、 寝返りによる圧迫や衝撃で、故障や劣化のリスクが高まることもあります。
補聴器を良い状態で保つためには、寝る前は外すのが基本です。
毎日の装用・清掃・保管を習慣にすることで、補聴器を長く快適に使いやすくなります。
A:短時間であれば、つけたままでも問題にならない場合が多いとされています。
特に、「外すと、起きたときにつけ忘れてしまいそう」という方には安心な面もあります。
ただし、横向きで耳に体重がかかる姿勢は避け、できるだけ仰向けなど、耳や補聴器に負担がかからない姿勢を心がけましょう。
長時間の睡眠と同様に、湿気や摩耗のリスクはありますので、基本的には使わないときは外して保管するのがおすすめです。
やむを得ず装用したまま休む場合は、耳や補聴器に負担がかからないよう、状況に応じて注意しましょう。
使い捨て電池タイプの補聴器
電池を外して別に保管しましょう。
充電式補聴器
夜間は充電器に戻しましょう。最近の充電器には乾燥機能や除菌機能を備えたものもあり、充電中に湿気を取り除きながら衛生的に保つことができます。
こうしたケアを毎晩の習慣にすることで、補聴器を安心して使い続けやすくなります。
A:一般的には、起きている時間はできるだけ装用することがすすめられています。
研究では、1日8時間以上の装用が、きこえの力を保つために役立つとされています。
初めて補聴器を使う場合は、最初は短時間から始め、少しずつ装用時間を延ばしていくと安心です。