補聴器装用者の多くは、新しい補聴器に慣れるまでに 約3〜4か月 を必要とすると答えています。
慣れるまでにかかる時間は、
によっても変わります。
3〜4か月という期間は、補聴器装用や操作はもちろん、いままで聞きづらかった音がきこえるようになることに慣れるためのとても大切な時間です。
初めて補聴器を装着すると、多くの人がまず「聞こえすぎる」と感じます。
これは悪い反応ではなく、脳が長い間受け取っていなかった音に触れ、再び刺激を受け始めたサインです。
こんな変化を感じることも
脳は筋肉と似ており、しばらく使っていないと「慣らし運転」が必要になってしまいます。
脳を長い間運動していなかった筋肉のように考えてみてください。トレーニングをし始めた頃は筋肉に違和感がありますが、時間と練習を重ねることで持久力や能力が高まります。
同じように、補聴器をつけて入ってくる新しい音に触れることで、脳が順応し、聞き取りの負担が徐々に減っていきます。
もし、気になることがあれば補聴器専門店に相談しましょう。
補聴器を使い始めた最初の数週間は、「補聴器装用の習慣」を作る大切な期間です。
このステップでは、「補聴器をつけることに慣れる」ことが最大の目標です。
補聴器の使用時間を毎日少しずつ延ばし、最終的には1日8〜10時間を目安にしましょう。
1日8時間以上使うことで満足度が高まります。
お手入れはこの方法で合っているのかな?」
「少し違和感があるけれど、このままでいいのかな?」
初めて補聴器を使うときは、正解がわからず不安になるのは自然なことです。 そんなときこそ、ひとりで抱え込まず、遠慮なく相談してください。
補聴器に慣れるまで支えるのが、私たちブルームです。 いつでも私たちにお気軽にお話しください。