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難聴に悩むご家族・ご友人の方へ

難聴はご本人だけでなく、ご家族や周囲の方にも影響を与えることがあります。

ご家族が何度も同じことを繰り返して伝えたり、場面によっては通訳のように言葉を補ったり、あるいはご本人が外出や交流を控えてしまったり…。
会話がうまく伝わらずにイライラしてしまうこともあるでしょう。

だからこそ、難聴のサインに早めに気づき、寄り添いながらサポートしていくことが、ご本人にとってもご家族にとっても大きな助けになります。

 

祖父母が快適にテレビを視聴しており、補聴器を装用している様子が示されている。

難聴のサイン

聴力の低下は、自覚しにくいものです

視力の低下と比べて、聴力の低下はなかなか自覚しにくいものです。
ゆっくり進行することが多く、日常生活に大きな支障がないうちは本人も不便を感じないことが多いためです。

そのため、ご家族が「最近、聞き返しが増えたな」「テレビの音が大きいかも」と気づいても、ご本人はまったく自覚していないことも珍しくありません。

難聴のサイン
補聴器を装着しながら料理をしているおばあさんのクローズアップ。

会話を始めるきっかけに

あなたができるサポート

ご家族やご友人など、大切な方に「聴力が低下してきているかもしれない」と伝えることは簡単ではありません。
誰でも、自分のきこえが衰えてきていることを認めたくはないものです。ご本人自身も自覚するのが難しい場合があります。

難聴は多くの場合、少しずつ進行します。そのため「まだ大丈夫」と先延ばしにしてしまったり、補聴器に対して抵抗感や偏見を持たれていたりすることもあるでしょう。

だからこそ、共感と思いやりをもって向き合うことがとても大切です。

では、どうすれば会話のきっかけをつくれるのでしょうか?ここでは難聴や補聴器の話を切り出すためのヒントをいくつかご紹介します。

会話を始めるためのヒント

難聴の話題を切り出すときの5つのヒント

  • 1.

    自分の気づきを「事実ベース」で伝える

    難聴は人によって感じ方も進行の仕方も異なり、一概には語れない繊細なテーマです。

  • 具体的なシーンを挙げる
    「先日、テレビの音が少し大きめだったかなと感じたんだけど…」

  • 批判ではなく観察として話す
    「どうかな?」と相手に解釈の余地を残すことで受け止めてもらいやすくなります。

  • 2.

    メリットに目を向ける

    難聴への対処には、身体的・精神的な健康向上から、人との交流が活発になるなど、多彩なメリットがあります。きこえを取り戻すことで日常生活が豊かになり、自信や笑顔が増すでしょう。
    こうしたポジティブな変化に目を向けることで、より前向きな一歩が踏み出しやすくなります。

  • 3.

    補聴器で毎日をもっと快適に

    Bluetooth接続やスマホ連携が可能な最新モデルから、ファッション性を追求したカラーバリエーション豊富なアクセサリーまで、先進的なテクノロジーが勢ぞろい。
    きこえを改善するだけでなく、日常をもっと楽しく、もっと便利に彩ります。

  • 4.

    体験談のシェアで不安・偏見をなくす

    周囲に既に補聴器を使っている方がいれば、ぜひご家族にご紹介ください。

    実際に体験談を聞くことで、難聴への偏見が和らぎ、より前向きに向き合うきっかけになります。

  • 5.

    共感と関心を示す

    難聴の方は孤独を感じやすくなります。だからこそ、ご家族が「いつもそばにいるよ」と伝えることが大切です。

    初めての受診予約をサポートしたり、一緒に診察に付き添ったりするなど、具体的な行動で寄り添いましょう。

  • FAQ

    よくある質問 : ご家族や周囲の方へ

    聴力の低下は自分ではなかなか気づくことができないので、家族や周囲の方が日常生活の中で注意してあげることが大切です。

    詳しくはこちらでチェックしてみましょう。

    聴力の低下は、単に小さな音が聞こえにくくなるだけではありません。特に大きな問題は、「言葉が聞き取りにくくなる」ことです。

    言葉が聞き取りにくくなると会話の内容がわからなくなってきます。すると人と話すのが億劫になったり、外出を控えるようになったりして、だんだんと社会的なつながりが薄れてしまうこともあります。こうした状態が続くと家にこもりがちになり、疎外感や孤独感を感じるようになる可能性も。

    また、耳からの情報が脳に伝わりにくくなると、脳への刺激が減り認知症やうつ状態などのリスクが高まるという報告もあります。

    難聴は「きこえの問題」だけでなく、人とのつながりや心の健康にも関わります。本人だけの問題ではなく、社会全体にまで影響するものだからこそ、早めの対策や相談が重要なのです。

    補聴器に対して「自分にはまだ早い」「年寄りのもの」といったイメージを持っている方は多く、本人が聴力の低下を自覚していない場合は、拒否反応が出やすいものです。

    まずは、加齢による聴力の変化は誰にでも起こり得ることであり、聞こえにくさは本人だけでなく家族のコミュニケーションにも影響することを、穏やかに伝えることが大切です。

    なによりも効果があるのは、心配してくれる家族の言葉です。決して無理にすすめるのではなく、家族みんなで話す機会を設けたり、一緒にきこえのチェックに付き添ったりすることが、前向きな一歩につながります。

    補聴器をつけたからといって、きこえが完全に元通りになる訳ではありません。
    特に言葉を聞き取る能力が低下してしまっている場合は、補聴器をつけていても健聴者と同じように言葉が聞き取れる訳ではありませんので、周囲の人は話をする際に注意が必要です。
    話しかける側が少し意識するだけで、聞き取る側はかなり楽になるものです。

    【聴力が低下した人や補聴器をつけた人が聞き取りやすい話し方】

    • 顔を見て話す
    • 比較的ゆっくりと自然なメリハリをつけて話す
    • 単語単位、文節単位で区切って話す
    • 文の最後まではっきりと話す

    あわせてこちらもご覧ください

    コンサートで拍手をしながら、聴力改善の恩恵を享受している女性。

    難聴とは?

    難聴とは、音が聞こえにくくなる状態のことで、加齢や騒音、病気など原因はさまざまです。

    このページでは、難聴の主な原因・種類についてご紹介します。きこえに不安を感じたら、早めの対策が大切です。

    感音性、伝音性、混合性難聴を比較し、それぞれの原因を示すイラスト。

    難聴の種類

    難聴は、あらゆる年齢、性別、背景を持つ人々に影響を及ぼす可能性があります。難聴にはさまざまな種類があり、根本的な原因によって特徴付けられます。また、難聴を分類する方法もさまざまです。
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    補聴器の種類

    補聴器を選ぶときは、形や機能、カラーなど、さまざまな選択肢があります。
    このページでは、補聴器の形とその特徴をご紹介します。補聴器選びの参考に、ぜひご覧ください。

     

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