はじめに
感音性難聴
感音性難聴は、内耳の構造が損傷したり、機能が低下したりすることで起こります。内耳の有毛細胞や神経の損傷などが代表的な要因です。
感音性難聴には、以下のようなさまざまな原因があります
最も一般的な難聴の原因は、加齢性難聴です。これは、内耳の有毛細胞が時間とともに劣化し、感度が低下することで起こります。加齢性難聴は通常、両耳で起こりますが、人によっては左右で聴力の差が出ることもあります。
このタイプの難聴はゆっくりと進行するため、多くの人はすぐには自覚しません。そのため、50歳を過ぎた方には、2年に1回の聴力検査をおすすめしています。
加齢性難聴の初期症状としては、高い音が聞こえにくくなることがあります。これは、たとえば女性や子どもの声のように高い音域の話し声が聞き取りづらくなるといった症状が表れます。
難聴の原因として2番目に多いのは、大きな音への長期間の曝露、または突発的に非常に大きな音にさらされることです。
参考までに、日常的に聞く代表的な音と、その平均的なデシベル(dB)値は以下の通りです:
内耳の有毛細胞や神経の感受性を健康に保つには、十分な血流が必要です。実際に、血流に関連するいくつかの健康状態が難聴と関連していると考えられています。
そのひとつが心血管疾患(CVD)です。現在のところ、心血管疾患が難聴を直接引き起こすという明確な証拠はありませんが、関連があると示唆する兆候はあります。Hull氏およびKerschen氏による2010年の研究では、CVDによって耳への血流が減少する可能性があると示されています。この血流不足が、内耳の聴覚系の一部における劣化や損傷の原因になると考えられています。
もうひとつ重要な関連疾患が糖尿病です。米国で1999年から2004年にかけて実施された「全米健康・栄養調査(NHANES)」に基づく研究(Bainbridgeら、2008年)では、糖尿病のある人は糖尿病のない人に比べて、約2倍の割合で聴覚障害を持つ可能性が高いことが示されました。この関連は60〜69歳を除くすべての年齢層で統計的に有意でした。
伝音性難聴の原因
伝音性難聴は、外耳や中耳で音の伝達が妨げられ内耳に届かなくなることで発生します。この妨げは、耳の構造に異常があったり、耳道に異物が詰まったり、炎症が起きたりすることによって起こります。
伝音性難聴には、次のような原因があります。
中耳炎や頭部等への衝撃により鼓膜に孔が空いた状態のことです。鼓膜が振動しにくくなるために、聞こえ方が悪くなります。:
通常は数週間で自然に回復し、聴力も元に戻ることが多いですが、重度の破裂では手術が必要になり、聴力の回復が難しい場合もあります。
これは、中耳内の耳小骨(音を伝える小さな骨)が分離してしまう状態を指します。
伝音性難聴の中では最も高度な聴力低下を引き起こします。難聴には多くのリスク要因や原因があります。気になる症状がある場合は、耳鼻科に相談することをおすすめします。
来店予約
聞こえは、私たちが社会や大切な人とつながるために欠かせない大切な感覚です。しかし、その聞こえが損なわれると、生活の質や人間関係、心身の健康にも大きな影響を及ぼすことがあります。
最近、会話が聞き取りにくくなったと感じたり、周囲の音がこもって聞こえたりすることが増えていませんか?そんなときは、補聴器専門店ブルームに相談してみてください。